blogtitle001.jpg

2011年08月22日

そろそろ鉄甲船でも作るか!

 夏休みもあと実質一週間ほど。
 工作はもう始めないと地獄を見ることを、私ははるか昔に学んだ!
 戦国軍船の資料調べは楽しいが、あくまで工作なのだからあまり調べ過ぎて頭でっかちになっても、かえって作れなくなる。
 ベースになる工作キットをなるべく活かし、なるべく難しいことをせずに、なるべく「鉄甲船」の雰囲気を出していく。


●「海賊船自由工作組立キット」(海洋ものがたり)
 
 色々検討した結果、やっぱり夏休みの木工作品の風合いを出すためにも、「アイスの棒」をメイン素材に使用することにした。
 馬鹿正直に本当に全部アイスの棒で作ろうとするとおなかをこわすので、良い子は賢くセット販売のものを使いましょうね。


●「スティックブロック」

 一口に戦国軍船と言っても、なかなかイメージが湧かないかもしれない。船の資料はこちらの記事で紹介済み。
 信長の鉄甲船は、「安宅船(あたけぶね)」と呼ばれる大型軍船を、一回り大きく、しかも表面に鉄板を装甲した姿で再現イラストが描かれるのが通例になっている。
 本当にそうだったかどうかはさておき、夏休みの工作で作るなら、通説を念頭に置くのが無難。
 安宅型の軍船で一番特徴的なのは、弓鉄砲を避けるための盾板を張り巡らした箱のような船体だ。
 
 だから微妙な曲線はこの際省略して、とりあえずアイスの棒で「箱」を作って船型の板の上にのせてみよう。話はそれからだ!

 工作キットの船体用板に乗るサイズの「箱」を、アイスの棒の長さをなるべくそのままに、木工ボンドででっち上げてみる。

 表面と「フタ」にあたる面。

umi-11.jpg


 裏面と、「底」にあたる面。

umi-12.jpg


 セロテープで仮止めして船体にのせる。

umi-13.jpg


 うん。
 言いたいことはわかる。
 
 寸詰まりだね

 よし!
 今回の作品はSD(スーパーディフォルメ)で行こう!

 あと、安宅型軍船の特徴になるのは船首・船尾の形状と、「箱」の上に乗っかる矢倉か。
 
 サクサク行ってみよう!

(つづく)
posted by 九郎 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック