荷物を整理していたら、昔描いた絵が何枚か出てきた。
一時期、木炭用のMBM紙によく樹木の絵を描いていた時期があった。
前回記事の「夜のガジュマル」も、その中の一枚だ。
そういうスタイルの絵を描き始めるきっかけになったのが、タレントの円広志さんがTV番組で樹木画を描いているのを観たことだ。
実際に巨木の前にイーゼルを立て、油性マジックやペン、水彩など、画材にはこだわらずに渾身の力を込めて絵に没頭している姿に、ちょと感動してしまった。
出来上がった絵も素晴らしかった。
私も樹木と絵が大好きなので、ぜひ自分でもやってみたいと思った。
沖縄で見たガジュマルやアカギの巨木を、絵にしてみたいと思った。
本当は木と対面しながら描くのが一番なのだが、実見した時の感動はまだ薄れておらず、手元にその時撮った写真が何枚かあったので、それを元に何枚か描いた。
今回は、首里金城町の有名な大アカギを元にした絵を一枚。
画材はMBM紙に黒のクレパス、水彩絵の具。
沖縄の強烈な日差しと濃い緑陰。
日差しに眩んだ眼には、影の中にいろんな色が見えてくる。
いつになるか分からないが、今度沖縄に行く時には、なんとか時間を取って樹木と対面しながら絵を描いてみたい。
2011年09月16日
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