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2011年10月25日

太陽の塔

「今年は岡本太郎生誕百周年ということだ。
 各種イベントや書籍の出版、ドラマ化などの企画がたくさん用意されている模様。

 祝祭を好み、祝祭そのものを体現したような岡本太郎の、生誕百年祭。
 私も太郎を敬愛する一人として、このブログを通してお祭り騒ぎに参加したい」

 そう宣言してカテゴリ岡本太郎を立ち上げたのが今年2月。
 それから岡本太郎に関する過去記事を加筆修正してまとめ、さあこれから新しい記事も書いていこうかと思っていた矢先に、3.11が起こってしまった。
 それ以来、なかなか再開できずにいたのだが、その間にも太郎の代表作「明日の神話」にアーティスト集団を名乗る者が「加筆」を行ったり、かなり面白い事象はあった。
 今現在は、大阪万博公園の「太陽の塔」の前に、ヤノベケンジさんの新作が設置されているという。
 太郎は「核」と言うモチーフにかなりこだわりがあったので、3.11以降に再び視線が集まるのは自然なことだ。

 「太陽の塔」は、私も大好きなモニュメントで、過去に記事を書いたこともある。
 以下に再録しておく。



 まず、一般の「太陽の塔」のイメージと言えば、正面からの遠景だろう。写真や、お土産の小型模型でお馴染みの姿だ。

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 もちろんこの姿だけでも物凄いインパクトがある。しかし私が思うに「太陽の塔」の真価は、現地に行って作品の足元から見上げた時にある。

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 眺める位置や角度によって、立体の面の重なり具合は刻々と変化し、何処から見てもカッコいい。

 作品単体ではなく、周囲の風景との関係も見逃せない。
 晴れの日には青空が、雲があれば雲が、雨が降れば水が、夜には闇が、作品に命を吹き込み表情を作る。

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 あまり知られていないが「太陽の塔」には背後にも顔がある。

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 太陽と「太陽の塔」

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 これもまた「明日の神話」 
posted by 九郎 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 岡本太郎 | 更新情報をチェックする
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