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2006年09月19日

野の秋

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 ヒガンバナは「ある日、突然」目に飛び込んでくる。
 あの鮮やかな朱にふいを突かれ、戸惑いつつも、夏が完全に過ぎ去ったことを知る。

 人間の目には、ヒガンバナは突然咲くように見えるけれども、あの朱の花が咲く少し前から芽を出し、黄緑色の茎を伸ばし、誰にも気付かれないうちに蕾を膨らませている。
 毎年咲く場所は決まっているので、そろそろ観察してみよう。
 まだ夏の気温の残る日なたより、秋は日影から先に訪れる。
posted by 九郎 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 地蔵 | 更新情報をチェックする
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