2012年05月29日

素人が帆船模型に手を出すには 3

 今日、本屋に行ったら、デアゴスティーニから週刊HMSヴィクトリーを作るが発売されていた。
 ヴィクトリーと言えば、船体に並んだ多数の大砲の列がカッコよく、帆船模型の中でも最も人気の高い部類だ。
 思わず一度は手に取ってしまうのだが、シリーズの詳細を見てため息をつく。
 
 全120号。
 全長1250mm。

 堂々たるスケールで、あのヴィクトリー号には相応しいのだが、私の脳内翻訳では以下のようになる。

 全120号・・・期間二年以上、総額14万円以上。
 全長1250mm・・・完成したら大きめの幼児が寝転んだくらい。

 なげ〜〜
 たけ〜〜
 でけ〜〜

 すみません。興味はあるけど、俺には無理っす・・・

 デアゴスティーニには過去何度も同じ思いをさせられてしまった。
 しばらく前に週刊 戦国甲冑を作るのときも、目を引き付けられたが、以下の理由で断念。

 全55号・・・期間1年、総額十万円弱。
 全高80cm(約1/2スケール)・・・着れない割にでかい。

 それ以前にも安土城とかあったなあ・・・

 デアゴスティーニさん、素人にはちょっとヘビーすぎます!
 期間半年、費用三万円前後、サイズ50cm以下だったら、どれも買ってましたよ!

 私以外にも、スケールがでかすぎてついていけなかった層はけっこういると思うけどなあ。
 しぶとく待望している安宅船の手ごろな模型は、やっぱり「大人の科学」あたりに望みをつなぐしか無さそうか・・・
posted by 九郎 at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、昨夜は拙ブログへのコメント有り難うございました。

「週刊 戦国甲冑を作る」、私も同じ理由で諦めました。
伊達政宗の甲冑、凄く好きなんですけどね・・・。
10万円かけるなら着られる実物大サイズにしてくれれば買うのにな〜。

船の模型、私は遣唐使船と、弁財船が欲しいです。
でもそれなりの物はきっと高いんだろうな・・・。
需要と供給の兼ね合いが難しいですね。
Posted by 成瀬尋古 at 2012年06月14日 09:26
成瀬尋古さん、コメントありがとうございます。

どうもデアゴスティーニは、私の世代よりもっと上の、時間と経済と住宅環境にめぐまれた皆さんをターゲットにしているようですね……

帆船模型は上級者向けが主流で、とっつきにくいのは残念です。
昔、「科学と学習」の付録に遣唐使船のプラモがついてた覚えがあるのですが、今はそういうものも中々見かけませんね。

弁財船も探してみたことがありますが、千石船や北前船が26000円くらいで出ているようです。
ただ、木製模型はちょっと敷居が高くて……

私の知っている範囲で一番手軽なのは、一つ前の記事のフィギュアのシリーズになるようで、こちらは北前船と朱印船が手に入ります。
Posted by 九郎 at 2012年06月15日 22:52
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