たまたま仕事が早めにあがったので、急遽、大阪中之島の関西電力本社前の原発再稼働反対デモに、顔を出してみた。
こうしたデモに参加するのは、たぶん初めてだ。
手持ちのUSBメモリに入っていた↓この画像を、コンビニでA3サイズにカラープリント。
クリアーファイルに入れて、即席のプラカードにした。
けっこうウケたw
大阪はあいにくの雨。一時はかなり本降りだったが、デモの始まる午後六時頃には「しとしと」ぐらいになっていた。
街路樹の下ならなんとか雨具無しでも大丈夫だが、長時間気勢を上げるなら傘かレインコートが必要な感じだった。
ネットでの評判通り、非常に党派性、政治性の薄い、抑制の効いた抗議デモだった。
組織的に動員された感じがしない、ごく一般的な老若男女が、スタッフの指示をよく聴いていて、それぞれが迷惑行為にならぬよう配慮に努めていたと思う。
一部で小競り合いもあったようだが、殺伐とした雰囲気は感じられなかった。
写真では当日の様子が伝えづらいのだが、一枚だけ紹介しておくと↓こんな感じ。
画面中央から右に写るビルが、関電本社。ビルの前に集まって見える人たちは全部再稼働反対デモの参加者だ。
車道が空いているのはデモスタッフの指示の賜物で、もし適切な誘導がなければ車道まで全部デモ参加者で埋め尽くされていただろう。
あいにくの天候だったので、さほど人が集まっていないように感じたが、自分なりの目測でカウントしてみた。
まず十人程の一かたまりを把握し、それを五倍して約五十人の一群を想定。
その大きさを元に集まった人波を数えてみると、少なくとも500人以上は集まっているかなと思った。
もちろん正確な人数ではないだろうが、私としては誇大な数字にならないよう、かなり少なめに数えたつもりである。実際は倍ぐらい参加者がいても不思議ではない。
関電本社前は、そもそも多人数が集まれるような場所ではなく、細い車道と歩道が一本通っているだけなので、デモは「面」ではなく「線」の形にならざるをえない。
中心の関電出入口あたりに集まっている皆さんはシュプレヒコールの声が大きく、明らかにデモ参加者だとわかるのだが、周辺部分に行くほど、通行人との差が分かりにくくなる。
数え方によってバラつきが出るのは仕方がなさそうだと思った。
組織で動員されたデモではないので、かなり人の出入りも多い。短時間だけ参加した人も想定すると、明らかにもっと数は多くなるだろう。
私も午後7時過ぎには現場を離れたので、終盤に向けて人数は更に増えただろう。
デモ参加者は若者が多いので、シュプレヒコールもかなりリズム感がよく、音楽的だ。
各地のデモでは唱歌「故郷」をうたう動きも出ているようだ。
私も一年以上前、そういう記事を書いたことがある。
思いは皆、同じなのだろう。
もう一度、当ブログで作成した音源を紹介しておきたい。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
【唱歌 故郷(ふるさと)】(3分20秒/mp3ファイル/6MB)
あと、こんなのもあります。
ところで、本日。
どうやら関電は大飯原発3号機に続いて4号機を、18日午前9時に起動すると発表したようだ。
なめとんか?
まあ、なめとるんやろな……