9月末から11月末にかけて、身のまわりの風景は刻々と変化していく。お彼岸の頃にはまだ夏の空気が残っていたが、今はもう冬の気配が濃い。
この時期は山野に様々な色彩がある。まだ気温はそれほど低くないので、少しばかり遠出の散歩が楽しめる。
ススキやモミジなど、定番の秋の風景は、実際に出かけて眺めるとやっぱり美しい。
名前も知らない木の実に、意外に鮮やかな色彩。
みっしりと鈴なりの柿。
今回散歩に出かけた里には、柿の木があちこちにあった。
とくに、お墓のかたわらにはよく植えてあった。
田園の中のお墓に、鮮やかなオレンジの映える柿の木。
毎日お墓に遊びに行きたくなるような、
その風景は、とてもいいものだった。
2006年11月26日
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紅葉が今年は遅かったですが、こちらもようやく寒くなってきました。