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2012年09月10日

夏の名残りと秋の気配

 地方で法事に出る機会があり、少々登山してお墓に参った。
 まだまだ暑く、山ではミンミンゼミが鳴いている。
 しかし木立ちの中に入ると風はひんやり心地よく、草むらには小さく虫の声が聞こえる。
 お彼岸にはまだ間があり、夏とも秋ともつかない空気を吸い込んできた。

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 参った法事は、曹洞宗だった。
 うちが真宗なので、曹洞宗のものにはそれほどの回数出たことがない。
 それでも何度か参列した経験から、ちょっと楽しみにしていたのが、般若心経と「修証義」を読めることだ。
 
 こんなブログをやっているので仏教全般に興味があり、もちろん道元禅師のことにも関心を持っているのだが、まだちゃんと学ぶ縁に出会っていない。
 たまに出た法事で読んだ、和文の「修証義」にとても良い雰囲気を感じて、唱和しながら読みとれた部分についてあれこれ考えるにとどまっている。

 今はなんとなく「修証義」というタイトルを記憶にとどめ、つかず離れず漂う感じだ。
posted by 九郎 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする
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