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2012年11月29日

遅ればせながらMD卒業

 かれこれ6年ほど使ってきたMDウォークマンのバッテリーがへたってきた。
 ウォークマンを入手したのは遅かったが、MDラジカセは2001年ぐらいから使っていたので、MDとの付き合いはけっこう長い。
 しかしMDプレーヤーの生産も既に終了。手持ちのMD内の音楽データの移行も考えると、完全に故障してしまう前に、ぼちぼち次の再生機器を考えなければならない。

 そこで当然ながら頭をよぎるのは「スマホ」という選択肢なのだが、普通のケータイすら2009年まで持っていなかった私である。あくまでよぎっただけですぐに選択肢からは外れる。
 ていうか身の回りのスマホユーザーの皆さんが、肝心の電話連絡が必要なシーンで非常に頻繁にバッテリー切れを起こしているのを見るにつけ、つくづく「通信と娯楽は機械ごと分けといた方がいいんじゃね?」という感想を持ってしまうのだ。(←あくまで個人的見解)
 携帯用の充電機器を別に持ってもいいだろうが、それだと結局同じようなかさのものを二つ持つことになり、通信と娯楽の機器を分けておくのとあまり変わらないではないか。
 
 ということで、やっぱり音楽は音楽で完結させることにし、携帯プレーヤーを物色した。
 ウォークマンも現行のものをもちろんチェックした。カセットテープ、CD、MDと歴代見てきたが、だいたい値段は1万数千円〜で一定していてあまり変動がない印象だ。
 ソニー以外で探せば、同じ形態のプレーヤーでもっと安いものがいくらもある。
 たとえばUSB接続、PC経由で音楽を取り込むスタイルのものなら、2〜3千円くらいから売っている。
 もちろん、ソニーの価格が法外であるということはないだろう。
 何よりも製品自体の「当たり外れ」が少なく、品質、耐久性はノーブランドのものより保障されてはいるはずだ。
 
 しかし、である。
 家電製品の耐用年数が、目に見えて短くなった昨今。
 昔は10年くらいなら普通に使い続けてきた家電が、いつの間にか4〜5年、下手したら2〜3年で使用不能になってしまい、とくにPC周辺機器の耐用年数は非常に短い。
 どうせ2〜3年の使用なら、割り切って安物買いを試してみるかと、入手したのが以下のプレーヤー。


●8G タッチパネルMP4プレーヤーYTOM5007
 音楽再生、非常に小画面ながら動画再生、簡易カメラ、音声録音、FMラジオ機能も付属して、実売6千円弱。私はさらに安売りで4980円で購入。
 購入からそろそろ2カ月だが特に問題なく、「多機能なUSBメモリ」として使用している。
 音楽データの管理ソフトなどは付属していないので、データの管理はすべて自分で行わなければならないが、いまのところさほど不都合は感じていない。
 ネットで同機種を検索してみると、液晶画面がやや破損しやすいという情報もあるので、一応保護フィルムを貼り付け、100均で購入したケースに入れて携帯している。
 音質も、まあブランド商品に比べれば細かな差はあるのだろうが、こちとら弁当箱くらいあるカセットテープのウォークマンから見てきた古参である。
 携帯性も、音質も、「一番じゃなくていい」のである。
 もう充分。
 西郷どんじゃないけど「もうここらでよか」ということはあるのだ。

【追記】
 やっぱり耐久性に難アリでした。。。
 詳しくは一年後の記事へ。
posted by 九郎 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 電脳覚書 | 更新情報をチェックする
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