一週間と少し前の週末、やってしまった。
例の胃腸炎だ。
それも、過去最大級の重症。
一晩たっぷり苦しみ、近所の病院が開くと同時に駆け込んで応急処置をしてもらった後も、丸三日間ダウンした。
固形物が喉を通るには更に二日を要し、今はようやく復調しつつある。
症状自体はもう自分でよく分かっており、近所のお医者さんも「ああ、あれか」という感じで迅速に対応してくれたのだが、ちょっと気になることもある。
前回からの間隔が約二ヶ月と短いことと、仕事中に発症してしまったことだ。
これまでの経験で言えば、同様の症状が出るのは1〜2年に一度の頻度で、それも仕事が一段落して気が緩んだ時期を狙いすますように発症していたのだが……
タイミング的には、特設ブログで連載していた作品に関する作業を終えた直後である。
しかし私も一応オトナであるので、そーゆー「不採算部門」が原因で体調を崩したとあっては情けないし、恥ずかしく、認めたくない(苦笑)
この4月からかなり仕事のシフトが変わり、心身ともに疲れがたまっていた所に、最後の一押しとして特設ブログの件があったと解釈したいところだ。
仕事中のダウンとはいえ、最後の一時間だったことと、ちょうど週末と重なったこと、たまたまその後も他の人と交代可能な組み合わせだったことなどから、仕事上の影響は最小限に抑えられた。
このあたり、私の体の持つぎりぎりの「意地」がうかがえるが、まあ何にしても今回はダメだった。
反省しなければならない。
記憶する限りでは、この胃腸炎とは中二の頃からの付き合いである。
放課後、居残り学習をさせられている最中に激しい腹痛でダウン。
完全に盲腸だと思われて病院に搬送されたが、胃腸炎だとわかってそのまま一泊入院したのが、なれ初め立ったと思う。
あれからもう、数えきれないくらい同様の腹痛を起こしてきた。
若い頃は医者にも行かずにやり過ごしてきたが、ここ数年は体力的にきつくなったので無理せず医者にかかる。
今回は発症のタイミングが、ちょうど医者の閉まる時間帯だったので、翌朝までたっぷり苦しむことになった。
耐えきれなくなって夜間診療所にも駆け込んでみたが、出してもらった経口薬が全く効かず。
そもそも何か飲んでもすぐ吐いてしまうので、点滴で入れないと無理ではないかと思うと診療所の先生にもお伝えしたのだが聞き入れてもらえず。
経口薬だけ出されて、「大丈夫大丈夫」とそのまま帰されてしまった。
これまでの経験から、まったく大丈夫ではないのがわかりきっていたので、少からず絶望的な気分になる。
這うように帰宅後、わずかな望みをかけて薬を飲むが、やはり効かず。
結果的にはなんの症状改善もないままに十数時間苦しんだことが、重症化を招いてしまった。
まあ、夜間診療所にも色々事情はあるとは思う。
しかし、こちらも昨日今日の胃腸炎患者ではないのだが。。。
極力避ける努力はするけれども、私はこれからも何度となくこの「長い道連れ」と付き合っていくことになるのだろう。
もしかしたら、年取って死ぬときには、この胃腸炎あたりが死因になったりするかもしれない(笑)
腹痛さん、腹痛さん。
縁を切ろうとは望まない。
一生付き合う覚悟はあるから、今後は一つ、お手柔らかに。

2014年05月31日
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