ちょうど月が欠けきる時間帯、しばらく眺めることができた。
これが許される周囲の環境に感謝である。
日蝕、月蝕については、これまでにも多くの記事を投稿してきた。
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マイナーな個人ブログも、長くやっていると日蝕、月蝕に何度も出くわすものだなあ。
くっきり美しい秋の満月に、黒い靄のような影がじわじわ喰いつき、赤黒く変化していく様は、まさに悪魔。

あまり天体現象に詳しい方ではないので、あくまで個人の体感で書いてしまうが、今回の月蝕はかなりゆったり進行だったような気がする。
月蝕のスピードって、毎回違うのだろうか?
あと、欠けていく方向と満ちてくる向きが、同じではなくて90度ほどずれていたように見えたのも面白かった。
夜道を歩きながら、どろんと赤い「悪魔に喰われた月」を眺めた。
都市部なので道行く人は多いが、空を見上げるのは少数派だ。
それでもそれなりの割合で、天体の異変を楽しむ人々がいるのを見ると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思う。
ビルの一角で、三脚で固定した望遠レンズのカメラを覗く人がいた。
気まぐれに、声をかけてみる。
「台風のおかげで空気はきれいになってますね」
液晶画面をにらみながら、その人が答える。
「う〜ん、、、、明るすぎる!」
ちょっと笑ってしまった。
全くその通り。都会の夜はもっと暗くていい。
たとえば今の半分の明るさになっても治安の程度は変わらないだろうし、足下照明にすればもっと夜空を楽しめるはずだ。
