ここ数年、あまり酒を飲まなくなっていた。
とくに、緩めの糖質制限をはじめてからは、週に1、2回、糖質オフの発泡酒の350ml缶をあけるくらいで、外に飲みに出ることもほとんどなかった。
しかし、この年明けから久々に泡盛を飲み始めている。
沖縄と縁の深い、かつての師匠の訃報にふれて、飲まずにいられなくなったのだ。
楽しいお酒の好きな師匠だったので、一人で深酒することはない。
コップに少々注いで氷を浮かべ、味わう程度だ。
蒸留酒なので糖質制限にも引っ掛からない。
あらためて、泡盛はいいお酒だと思う。
最近は近所のコンビニでも「久米島の久米仙」くらいは置いてあるところが多い。
高価な古酒を買わなくても、それで十分美味しい。
ただ、泡盛の現物はこちらでもよく見かけるようになったけれども、沖縄風の飲み方まではまだ伝来していないような気がする。
泡盛は通常の焼酎よりアルコール度数の高いものが多い。
沖縄では料理を食べながら楽しく話したり歌ったりしながら飲むので、泡盛とともに、必ず水と氷が用意される。
氷を浮かべ、水で好きな濃さに割って、料理をつまみながらのんびり酒席を楽しむのだ。
ストレートで何もつままずに飲むと、度数のわりに飲みやすいので、速攻でダウンしてしまうこともあるので注意が必要だ。
このあたりの「作法」まで含めてちゃんと伝来すると、もっと泡盛もメジャーになってくるかもしれない。
久米島の久米仙だけでなく、「菊之露」とか、私が好きな「瑞泉」あたりもこちらのスーパーやコンビニで買えるようになると、非常に嬉しい。
沖縄のコンビニみたいにカップ泡盛やお総菜のチャンプルーまで並んでくれるとさらに嬉しいのだが、まだまだ道のりは長い(笑)
ヤマトンチューはもっと沖縄に注目すべし!
泡盛を美味しくいただきながら、この素晴らしいお酒を生んだウチナーの自然や、そこで今起こっていることに、目を向けるべし!
2015年02月16日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック