昼飯に困りそうだ。
ふと、そう思った。
別に近く沖縄を旅する予定があるわけではないのだが、夜、泡盛をひっかけていると、なんとなく彼の地に行くときの事をシミュレーションしてしまう。
沖縄料理はなんでも好きだ。
安くて美味しいものがいっぱいあることも、よく知っている。
観光地ではないところの食堂に飛び込みで入ってみても、それなりのものは食べられるし、なにしろ安くてお腹一杯になることは間違いない。
それが、ちょっとまずいのである。
なにしろ今の私は緩めの糖質制限が、完全に身に付いてしまっている。
沖縄のランチと言えば、例えば「ゴーヤーチャンプルー」とだけ注文しても、かならずご飯と味噌汁はついてくるものなのだ。
私が前回沖縄に行ったのはもう十年近く前になってしまったが、そのあたりの食文化はたぶんまだ変わっていないだろう。
5〜600円でチャンプルーとご飯と味噌汁、下手すると食後のコーヒーまでつけてくれたりするのである。
昔は大喜びで平らげていたが、今はちょっと無理だ。
私は朝はわりと普通に炭水化物も食べるが、昼と夜はごく軽めか、炭水化物抜きが習慣になっている。
ゴーヤーや豆腐のチャンプルー単品なら、タンパク質+野菜なのでOKで、むしろ理想に近いメニューだ。
しかし、山盛りご飯はキツい。
一旦出してもらったものを残すのは嫌な性分なので、事前に「ご飯はいらない」と伝えたいのだが、そういうのは失礼にあたらないだろうか?
私これまでの人生の中で、「食べ物を遠慮する」というシーンをあまり体験してこなかった。
これからはちょっと考えていかなければ。
お昼以外は、変わらず沖縄は楽しめるだろう。
お酒は蒸留だし、高タンパクメニューはいくらでもある。

2015年02月19日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック