2007年05月18日

五帝五龍王2

 「金烏玉兎」における天地の創造神・盤牛王の五人の子供たちは五帝五龍王と呼ばれ、東西南北と中央の五方を治めた。さらに、この五帝五龍王の子供たちには、十干・十二支などの代表的な暦法が配され、神話の中のキャラクターとして組み込まれている。

 この五帝五龍王とその子供たちを「ともかく絵で描いてみる」ことを目指してみる。占術の詳しい内容は、藤巻一保著「安倍晴明占術大全」を参照のこと。
 絵図の無い神仏を絵にする場合、その神仏と同体とされる神仏や、関連が深いと思われる神仏の姿を引用するしかない。一応の理屈付けはしておくので、当ブログにありがちな、こじつけの「神仏与太話」としてお楽しみください。

kin-12.jpg


【青帝青龍王】
 盤牛大王と第一の妻の間に生まれたのが青帝青龍王である。大王はこの息子に春の七十二日間を支配させた。青帝青龍王が妻と結ばれて生まれたのが、甲(きのえ)乙(きのと)丙(ひのえ)丁(ひのと)戊(つちのえ)己(つちのと)庚(かのえ)辛(かのと)壬(みずのえ)癸(みずのと)の十干である。
 十干は、木火土金水の五行を、それぞれ陰陽に分けたものだと考えられている。
 
【図像について】
 今回の青帝青龍王の図像は、中国神話の伏羲(ふっき)・女媧(じょか)像から引用している。
 中国神話は同じ神名の説にも様々なバージョンがあって一定しないのだが、伏羲を「天界を治める五人の天帝」の中の、東を治める一人として数える説もあるので、今回はそれを参考にした。
 伏羲と女媧は、元々は中国の一地域で「人類の祖」として伝えられてきた神で、直角定木とコンパスを持ち、蛇体を絡み合わせた姿で表現される。
 本来、伏羲と縁が深いのは「十干」よりも「八卦」なので、十干は八角形の中に配置してみた。
posted by 九郎 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 金烏玉兎 | 更新情報をチェックする
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