2015年09月01日

新学期追想

 8月が終わった。
 夏休みが終わり、今日から新学期。
 もうとっくに大人なので、一応夏休みも新学期も当事者ではないのだが、なんとなく気分は残っている。
 
 今年の夏は8月前半までが酷暑だったけれども、お盆を過ぎたあたりからスイッチが切り替わったように涼しくなってしまい、暑かった頃のことももう思い出しづらくなっている。
 例年だと、セミの声が徐々にボリュームダウンし、ふと草むらをのぞくとネコジャラシだらけになっていたり、朝夕にもう少し厚手の布地が欲しくなったり、段階を踏みながら夏が行く。
 今年はなんだか、夏休みを一週間残した地蔵盆のあたりで、もう夏が終わってしまったような気がした。
 だから今日の新学期も、今一つピンと来ない感じだ。

 中高生の頃から、夏休みには何かまとまった作品を残したいという気持ちがあった。
 私は昔から実生活では全然イケていなかったし、夏だからといって何か特別楽しいことがあるわけでもなかった。
 充実感を持てたのは、高校生の頃「独り美術部」として、夏休み明けの文化祭に向けてひたすら作品を描き続けていたことだけだった。

 今年はその原点に立ち返り、空き時間はけっこう集中して作品制作にあてることができた。
 久々に満足感のある夏だったと思う。

 作品が形になるのは今しばらく後。
 もう年なので、季節の変わり目には意識的にのらくらと。
 頑張りすぎないように。
posted by 九郎 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 神仏絵図覚書 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック