夢を見た。
ゲームセンターである。
ゲーム機のスリットに硬貨を入れる。
戻ってくる。
もう一度入れる。
戻ってくる。
どうなっているのかと立腹しながら、もう一度硬貨を入れる。
二枚になって戻ってくる。
もう一度入れる。
更に倍。
壊れているのだ。
店のおばちゃんが徘徊しているので、ばれないように金を増やし続ける。
ポケットは硬貨でザクザクになる。
余裕の気持ちでゲームを始める。
金ならいくらでもあるし、なくなったらまた集めればいい。
シューティングゲームは得意だ。
バババババババと撃ちまくる。
今日は調子がいい。
バババババババと撃ちまくる。
少しピンチになった。
敵機の攻撃が蟻のように取り囲み、じわじわ包囲を縮めてくる。
このままではやられてしまうので、画面の中に指を突っ込み、自分の機体をつまみあげる。
これなら当たらないので安心だ。
敵の攻撃をやり過ごし、画面の中に自分の機体を戻す。
バババババババと撃ちまくる。
またピンチになる。
つまみあげてやり過ごす。
機体を戻す。
繰り返しているうちに面倒になってきて、つまみあげたままバババババババと撃ちまくる。
絶対安全の大量虐殺である。
今日は調子がいい。
楽勝だ。
全て。
2015年12月25日
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