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2017年05月10日

へんろみち1

 90年代前半、学生時代のアマチュア演劇活動の延長で、私は芝居を通じて自分なりの「祭」をさがし始めていた。

 祭をさがして―1
 祭をさがして―2

 そんな時期、古い友人からの誘いで不思議な「祭」に参加し、強い衝撃を受けた。

 どんと

 その直後の95年初め、阪神淡路大震災で被災してしまった。

 GUREN-1
 GUREN-2
 GUREN-3

 震災に続くカルト教団のテロ事件等の世相の中、私は身も心も一旦リセットされた。

 祭の影-1
 祭の影-2

 集団で何かをするということが困難になり、昔から関心のあった神仏や宗教について、一人で読書を開始した。

 本をさがして-1
 本をさがして-2
 本をさがして-3
 本をさがして-4

 夢と言うものについて、かなり集中的に探求していたのも、この頃のことだ。

 カテゴリ:夢

 90年代のこうした様々な試行錯誤と同時進行で、私は「遍路」にも出るようになっていた。
 時期的にはむしろ、こちらの方が早かったかもしれない。
 熊野をはじめとする聖地巡礼のことを、当時の私はまだ「遍路」とは認識しておらず、周囲には単に「修行に出てくる」とだけ伝えていた。
 夏季などにまとまった休みが取れると、リュックを担いでふらりと旅に出ていた。

 以下、私の90年代覚書「へんろみち」の章である。
(続く)
posted by 九郎 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 90年代 | 更新情報をチェックする
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