カテゴリ「児童文学」、今回の記事は作品ではなく「街の本屋さん」の話題。
たまにのぞきに行っていた児童書専門店が、閉店してしまったことを知った。
高齢の「おばあちゃん」が経営しておられたので、いつかこの日が来ることは覚悟していたのだけれども。
(一応書いておくと、お亡くなりになったわけではなく「健康上の理由」とのこと)
地元では有名、たぶん全国的にもファンが多いはずの、老舗中の老舗だった。
報道もされているようなので名前を出すと、神戸・岡本の「ひつじ書房」である。
こじんまりした古風な店舗に、こだわりの児童書や関連書がぎっしり詰め込まれた、静かな雰囲気の本屋さんだった。
定番の絵本が欲しくなった時、「とりあえずあそこに行ってみよう」と思えるお店だった。
並べてある本の選択には、私の好みや考え方とはちょっと違う面も感じられたのだが、だからこそ逆に「あそこに置いてある本なら大丈夫!」という信頼感が持てた。
また一つ、お気に入りの店が消えた。
長い間、ありがとうございました。
2017年12月06日
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