もうすぐGWなので、今年は少し早目におりがみ兜を折ってみました。
これまでのまとめは以下に。
おりがみ origami 兜まとめ
毎年折っているおりがみ兜ですが、さて今年のお題はどうしようか?
NHK大河は幕末モノであまり兜は出てこないし、島津家の兜と言ってもあまりイメージが湧かないし……
ということで、今回は子供の頃好きだった楠木正成の兜をイメージして折ってみることにします。
うちは男二人兄弟だったので、親が五月人形としてミニチュア兜をたくさん揃えてくれていました。
数あるミニチュアの中で私のお気に入りは、左右の角の中央にもう一本真っ直ぐ伸びた角を持つ、楠木正成の兜だったのです。
後に、楠木正成という人物自体がかなり怪しい魅力を持つキャラクターだということを知るのですが、その話はいずれまた。
今回も私のお気に入りの凝ったバージョンを基本にします。
(この折り方、長らく無料公開されていたのですが、今確認するとページが見つからなくなっているようで、紹介できなくて残念です)
楠木正成兜をイメージするなら、どうしても「左右と中央の三本角」が欲しい所です。
多くの人が頭に描く特徴も、やはりそこになるでしょう。
ところがおりがみ兜の折り方は、基本的にどれも「左右に開いた二本角」をカッコよく折り出すためのもので、構造的に「真ん中にもう一本」というのが出しにくくなっています。
そこで、下の写真のように折った状態からスタートすることにしました。
こうすると、「真ん中にもう一本」と「後ろ側の段飾り」が付けやすくなります。
理想のバランスを求め、試作品を折り続けます。
実際はこの2倍ほどの分量を折ったところで、完成形が見えてきました。
迷いなく折れそうなタイミングで、本番の折りに入ります。
今回は金と黒の両面おりがみを使用。
背面はこんな感じ。
ここ数年、戦国兜が続いていたので、よいリフレッシュになりました!
2018年04月23日
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