2007年06月28日

どろのうみ12

やがてメザルの子らは一尺八寸に育ちました。
子らの成長にあわせて、泥海の高い所、低い所もだんだんだんだんかたまって、天地、海山が出来てきました。

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やがて人間は一尺八寸から三尺にまで成長するようになりました。
一胎に男一人女一人の二人ずつ生まれていたのが、一胎に一人ずつ生まれるようになりました。
そしてとうとうものを言い始めるようになりました。
今の人間が、だいたい三尺になるとものを言い始めるのはそのためです。
元はじまりからここまでにかかった時間が九億九万年。

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さらに人間が五尺になったとき、天地海山は完成し、海から上がって陸地でくらすようになりました。
人間の体に毛が生えそろうと、海山に植物が生えそろい、世界には食べ物がそろいました。
ここまでにかかった時間が九億九万六千年。

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それから人間は地上の食べ物を食べ回って、世界中に広がって行きました。
それぞれの土地で増えに増えて、知恵も高まり、物事が十分わかるようになりました。

そして九億九万九千九百九十九年経ったとき、
元はじまりのあの「ぢば」に、長い間姿を消していた女のはじまり「いざなみのみこと」が生まれ変わっていました。
posted by 九郎 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 泥海 | 更新情報をチェックする
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