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2018年09月29日

ガシャプラ 1/60 スコープドッグ

 約三年前にプラモ復帰してから、「子どもの頃のやり残し」解消をテーマに、ごそごそと作り続けてきた。

 プラモ・フィギュア作例まとめ

 とくに交流はせず一人で作ってきたのだが、4月にTwitterを始めて以来、他のモデラーの皆さんと少しずつやりとりするようになってきた。
 そして今週、少し空き時間があったので、はじめて『てのコン』に参加してみた。
 主催者の方の紹介を引用すると、以下のようなものだ。

『てのコン』開催するよ!
「小さいプラモをサクッと作って」楽しもう!
【規定】手のひらサイズの小さなプラモ、組立塗装済、期間内に作って完成
【期間】9/22土〜30日
【タグ】#てのコン参加(参加表明)、#てのコン制作(制作過程)、#てのコン完成 (完成品一覧)


 子供の頃から小さいプラモは大好きで、まだ組み立てていないネタは手元にたくさんある。
 その中から、最近発売のガシャポンプラモ、1/60 スコープドッグを突貫で作ってみることにした。
 まずは仮組。

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 全高約60oの手のひらサイズながら、形状は極めて良好。
 このサイズでコックピット内部まで再現されている。
 肩、股関節、足首はボールジョイント、腰回転可能で立ち姿がカッコよく決まる。
 基本的に単色成型だが、別カプセルの武装を加えるとかなり見栄えがする。
 組み立てただけでも満足感があるが、老眼にムチ打って塗ってみよう!

 スナップフィットの軸は切除し、なるべく合うように接着。
 合わせ目消しを真面目にやる時間はないので気休め程度。
 接着剤が完全には乾燥していない所を、強引にヤスリとペーパーで馴らすだけ。
 腰部分は旧キットゲルググ式に後ハメ加工。
 そして、とりあえず全体につや消しブラックを缶スプレーで吹く。
 塗装はいつものアクリルガッシュなので、下地には経験的にラッカー系が良いようだ。

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 そしてザザッと下塗り。
 写真が暗いせいもあるが、下塗り段階では彩度・明度ともにかなり低めに。
 アクリルガッシュは塗膜が厚くなりやすいので、小サイズモデルの場合はとくに薄め薄めを心がける。
 ガッシュは遮蔽力が強いので、色に関係なくかなり薄めても発色し、白とか黄でもそれは変わらない。
 この絵の具のメリットデメリットは、以前まとめたことがある。

 旧キット、素組み、アクリルガッシュ筆塗り 

 ただ、メタリック系の質感は弱いので、黒鉄色とシルバーだけは通常のプラモ用水性アクリル塗料で。

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 ここまでは一気に進め、時間をおいてから仕上げ塗り。
 メルキアカラーに塗るためには、ガッシュのセットのうち、白、黒、紫のチューブ三本で90%以上カバーできる。
 下地のつや消しブラックから、徐々に明度や彩度を上げながら、スコープドッグ型のキャンバスにスコープドッグの絵を描き、立体感を立ち上げるように重ねていく。
 細部やマーキングはこのサイズなのであまり固く考えず、雰囲気で。

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 ということで、ガシャプラ1/60スコープドッグ、仕事などをはさみながら、一昼夜の突貫工事で完成!
 色々粗いですが、うちはそういう味付けということで(笑)

 老眼に鞭打って、コックピットも一応塗った。

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 大きさが分かるように、使用した道具類との比較。

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 金もないことだし、特別な道具は使っていない。
 百均のダイヤモンドヤスリとか、200円くらいで売ってる極細筆とか、マッキー極細とか。
 私のプラモ作りのモチベーションは「子どもの頃のやり残し解消」なので、小中学生の頃の自分でも揃えられるくらいの環境を、一応の「しばり」と考えている。



●ガシャプラ 装甲騎兵ボトムズ(全五種)
 一回400円のシリーズ。
 安いし、出来はいいし、シリーズで場所をとらずに並べられるし、そのまま組んだだけでもカッコよく、作り込めば作り込むほどそれに応えてくれる。
 この手の小サイズモデルにありがちな「肉抜き穴」が、ほとんど目立たないのもいい。
 このオモチャプラモ、本当に素性の良い逸品だった!

 そして、楽しいひと時のきっかけを作っていただいた『てのコン』主催者や参加者の皆さんに感謝!
 締め切りは明日までなので、今からだったらまだ間に合う!?
posted by 九郎 at 11:07| Comment(0) | サブカルチャー | 更新情報をチェックする
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