私は70年代初頭に生を受け、80年代に少年期を過ごした。
そして続く青年期、時は二十世紀末の90年代、まさに「世も末」を思わせる世相や天変地異の中、関西サブカル界隈の片隅に生息していた私も、まともにその荒波にもまれることになった。
とても消化しきれぬあれこれを抱えたまま、年を重ねた2010年代。
再び来訪する天変地異やカルト事象に、かつて棚上げにしてきた「心の宿題」が、雪崩を打ってのしかかる。
おりしも私は不惑を越えて、身体のトラブル散発し、果ては生涯初の開腹手術まで受ける羽目に!
所謂「中年の危機」の、非常に分かりやすいサンプル状態になり果てた(笑)
かくなる上は覚悟を決めて、心に抱えた「90年代のおとしまえ」と真正面から切り結び、死中に活を求めんと、ひたすら書き続けたのが2017年。
カテゴリ「90年代」と関連記事を、内容と時系列で整理してみると以下のようになる。
●93〜94年、小劇場の舞台美術を担当していた頃
祭をさがして-1
祭をさがして-2
●同時期の94年、古い友人に誘われ、不思議な祭に参加
月物語
●そして95年、阪神淡路大震災被災
震災記GUREN-1
震災記GUREN-2
震災記GUREN-3
●震災と、それに続くカルト教団のテロ事件に衝撃を受けた顛末
祭の影-1
祭の影-2
●生来の孤独癖をこじらせ、一人に戻った顛末
本をさがして-1
本をさがして-2
本をさがして-3
本をさがして-4
へんろみち-1
へんろみち-2
へんろみち-3
へんろみち-4
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ヤマトと仲なおり
ヤンキーサブカルチャー
終末サブカルチャー
「終末後」のサブカル
世紀末サブカルチャー
黒い本棚(70〜80年代オカルトサブカルチャー)
へんろみち 90年代熊野-1
へんろみち 90年代熊野-2
●カテゴリ「90年代」最終章へ
青春ハルマゲドン-1
青春ハルマゲドン-2
関連記事も含めると、書きも書いたり一年におそらく400字詰め換算で1000枚以上。
久々に「完全燃焼」を味わいつ、最後の最後に引きずり出したのが「青春ハルマゲドン」というおバカな言霊。
そう、私の90年代は、私自身の心の中に起こった一種の「ハルマゲドン」だったのだと総括し、ひとまず自己治癒は成ったのであった。
しかしながら、あくまで自分の気の病をなんとかすべく書き散らした代物ゆえ、あまり他人様が読めるよう整理された順序にはなっていない自覚はあった。
2010年代ももうおしまいの今年、なんとか読み易い形に集成し直したいと考え、この度新カテゴリをスタートさせたいと思う。
膨大な分量の関連記事を順序立てて抜粋、または加筆し、できることなら9月の文学フリマ大阪に、一冊の本の形で出品できればと目論んでいる!
70〜90年代サブカル最終戦争
「青春ハルマゲドン」開幕!
2019年04月20日
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