秋のスケッチが更にたまったので第三弾。
引き続き実家の草刈りついでのスケッチで、極力手数を減らした一枚。
黄色く仕上がってきたレモン。
紅葉も観られる期間は限られるし、だんだん寒くなると野外スケッチはキツくなってくるので、チャンスがあれば出かけます。
実際描けるのは、描きたいものの十分の一もないですが、出来ることを出来るだけ、黙々と。
近場のダム上流の秋の景。
気付く人も多いと思いますが、近景、中景、遠景で、それぞれパースをずらしています。
焦点も複数。
それでもパッと見は馴染むように編集した画面構成のつもりなのですが、どこまで出来てるでしょうか(笑)
名所に行かずとも、近所の公園でサクラやカエデやイチョウなどは十分楽しめます。
ちょっと掴めたことを覚書。
紅葉は桜か楓の樹木一本を観察すると理解しやすい。
日が当たる箇所は紅葉が進み、中間に黄色、日陰には緑。
つまり、下塗りで黄色系、明るい面に赤系、陰に緑系。
ただ、赤をあまり濃くするとバルールが混乱するので、極力薄く。
赤の鮮やかさと薄さのバランスが肝。
描きすぎ、塗りすぎてはいけない。
実際の風景の中で紅葉が鮮やかに見えたとしても、それはあくまで日差しを通した透過光でのこと。
絵の具の赤を濃く鮮やかに塗ることと、イコールではない。
そして仕事場の窓からの景色を、昼休みにサクッと一枚。
秋のスケッチ、もうちょっと粘れるかな?
2019年11月23日
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