落ち着かぬ世相の中、それでも端午の節句は巡ってくる。
金はなけれど時間だけはたっぷりあるGW、今年もおりがみ兜で季節を感じてみよう。
まずはざっくりスケッチから。
NHK大河「麒麟がくる」にちなんで、明智家中のものと伝えられるウサ耳兜をテーマに。
さっそく一発目。
方針は悪くなさそうだが、やっぱり額中央の「月」は欲しいところ。
なんとかなりそうな、ならなそうな。
さらに粘ってみるが、月形を折りだそうとすると、どうしても厚みが出てシルエットが崩れる。
月形無しのバージョンの微妙なバランスが捨てがたいので、結局こちらで進めることに。
後は紙の吟味。
大きさと紙の厚みの確認、折り手順の記憶のためにもう一枚。
だいぶすっきりと整理されてきた。
そしていよいよ、完成!
明智家中、光春所用と伝えられるウサ耳兜をモチーフに、黒と金のおりがみを背中合わせで使用、シルエット重視で仕上げ!
やれやれ、色々大変な中、今年もなんとか折れました(笑)
2020年05月05日
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