近年の夏はあまりに暑すぎたり、あれこれバタバタしているうちに過ぎてしまうので、なかなか野外スケッチができずにいる。
かわりに現地で撮っていた写真から、何枚か描いた。
(クリックすると画像拡大)
今は都市部に住んでいるが、心惹かれるのはやはり幼少期を過ごした播州の風景だ。
昔ほどではないが今も田んぼは残っていて、だだっ広い平野に水路や溜池が点在している。
撮っていた初夏の水路の写真から一枚スケッチ。
そして田植えの時期の風景で一枚。
空が田んぼの水面に映り込み、この時期の田園地帯は水に浮かんでいるようだ。
同じ播州の田んぼの風景で、八月末あたり。
播州ではこの時期、まだ稲穂は垂れていない。
しかし緑は盛りを過ぎてわずかに黄色味が交じり、秋の気配の片鱗が感じられる。
ここから先、ヒガンバナの時期になっても稲刈りが済んでいないことが多く、関東や日本海側の人にはびっくりされたりする。
本日で八月もおしまい。
朝夕の風に、そろそろ野外で描ける雰囲気を感じつつ。
2022年08月31日
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