日本や中国の古典の入門として、中高生からでも読みやすい素晴らしいシリーズがある。
角川ソフィア文庫、ビギナーズ・クラシックスである。
何が素晴らしいかといえば、誰もがタイトルを知っている有名古典を、予備知識ゼロでも読み始められるようにしてある点だ。
解説を加えて手ごろな厚みの文庫本一冊にまとめてあるので、多くの作品はダイジェストではある。
しかし有名エピソードなどの要所は原文で収録してあり、むしろその原文をよく味わい、楽しく音読するための編集になっている。
私は昔から古典に興味を持ちつつも、興味の対象の作品やエピソードを狭く深堀りする方向で今まで過ごしてきたので、あまり幅広くは読んでこなかった。
五十代半ばになってしまった今から「幅広く」読むには、もう人生の残り時間が少なすぎる。
しかしこのビギナーズ・クラシックスならば色々読んでいけそうで、ここ一年ほどあらためて手を伸ばしているところだ。
日本と中国の古典が幅広くラインナップされている中で、このカテゴリ中世物語で扱えそうな古典も多数ある。
目録からざっと目につくだけでも『竹取物語』『伊勢物語』『うつほ物語』『源氏物語』『大鏡』『今昔物語集』『太平記』『とりかへばや物語』『平家物語』『堤中納言物語』『謡曲・狂言』などがピックアップできる。
●『今昔物語集』(角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス)
https://amzn.to/4hEzIzG
今更ながら、古典は面白い。
そしてビギナーズ・クラシックスは、私たち中高年の古典への入り口になるし、もっと若い中高生のための絶好の入門書でもある。
親子で読んでみるのも一興だ。
2025年11月05日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
