その記事に寄せていただいたコメントへの返信で、私はこのように書いた。
80年代半ばに「孔雀王」がはじまった当時は、まさに衝撃でした。当時から密教の、とくに「孔雀明王」に着目した荻野真さんは、物凄いセンスですね。物語の構図を金剛・胎蔵両部曼荼羅の対比に収斂した手腕も見事でした。
90年代の「退魔聖伝」では、神道の世界に分け入り、中断。「夜叉烏」の新境地へ。今回は満を持しての再開だと思います。期待大ですね。
私も前回の「退魔聖伝」の記憶は薄れているので、機会があれば読み返したいです。神道がテーマであれば、孔雀のライバル・王仁丸むきの舞台ですが、王仁丸は無事だったのかどうか・・・
そう言えば、王仁丸の守護神はマハー・カーラ、大黒天でした(笑)
「孔雀王」のことは語りだすと長くなりますね。エントリで独立させてもいいかもしれません。
連載復活から一年以上過ぎて、ようやく私が待望していたキャラクターの「王仁丸」が登場しそうだ。
手前味噌になるけれども、当ブログのカテゴリ大黒は、王仁丸が活躍しそうな「孔雀王」の今後を楽しむ上で、絶好のサブテキストになるのではないかと、勝手に妄想している。
王仁丸ファンの皆さんは、よかったら参照してみてください。
ついでにロゴ画像に一度使ったまま、お蔵入りさせていた孔雀明王の絵を、もう一度復活させておこう。