今から2年近く前、70年代に一世を風靡したギャグ漫画「がきデカ」の、同窓会的作品「中春こまわり君」を取り上げた。
最近この「中春こまわり君」が、週刊ビッグコミックで再び復活した。現在発売中の2.25号で、連載第二回目。四回で完結の予定。
今回もまた、面白い。
連載2回目にしてエンジンが温まってきたのか、繰り出されるギャグの「間」やテンポが絶妙だ。往年のハイテンション・ハイスピードではないが、「間」で笑わせる芸が素晴らしい。
まだ連載中なので引用はしないけれども、何十年という時間を経過した作品だからこそかもし出された味わい深いセリフも多く、良い感じの枯れ方だ。
同じ雑誌に載っている「ゴルゴ13」が、何十年と変わらない姿で活躍していることと好対照に見える。
あと2回、期間限定でこまわり君と再会できることに、感謝。
2008年02月09日
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