おりがみ兜にも、本当に様々な種類がある。
手持ちのおりがみ本の中にも、多数掲載されていたのでさっそく折ってみた。
まず開いてみたのは「日本のおりがみ事典」(山口真著)。最初に調べてみるのはいつもこの本だ。懐かしい伝承おりがみがほぼ全て載っているので、「一家に一冊」の価値がある。
基本中の基本の「かぶと」や、そのバリエーションの「ながかぶと」「つのながかぶと」を折ると、かぶとの基本が身に付く。
「つのなが」の部分の折り幅を変えるだけで、形状はかなり変化する。
「ながかぶと」はどうしても角の部分が小さくなりがちだが、「つのなが」の折り方を導入すると改善されるし、さらに角を長くする方法もある。
その方法でのバリエーションも広がる。
河合豊彰師の本には、もう一段進化させた兜がある。
まだまだ世界は広がる。
集合写真を撮ると、まるでジオン軍のモビルスーツ格納庫のようだ(笑)
これまでのおりがみ兜のまとめ記事はこちらです。
2008年05月02日
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折り紙を通したご交流、素晴らしいですね。
おりがみの本の解説は、作者の先生それぞれの省略の癖のようなものもあります。
目指す作品が難しく感じる時は、さかのぼって本の最初の方の作品から順に挑戦していくと、その癖がわかって取り組みやすくなる場合もあります。