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2014年03月31日

久々にやってもた!

 例の腹痛である。
 軽めのものは何度かあったが、これほど酷いのは約3年ぶりだ。
 このタイプの腹痛は、過去にもう何度も何度も繰り返してきている。
 要するに季節の変わり目等で疲労やストレスが重なると、身体の免疫力が低下して、普段抑えられている胃腸の細菌やウイルスが暴れだすということだ。
 睡眠を確保すればほぼ大丈夫とわかっているので、そこそこ気をつけて回避できるようにはなってきていたのだが、今回はまったく前触れなく激しい症状が出たので驚いた。
 朝食事は何ともなかったのだが、食後急激に腹痛が出て嘔吐を繰り返し、あとは坂道を転がり落ちるように体調が悪化して脱水症状になった。
 夕方頃なんとか動けるようになったので、近所の病院で点滴を打ってもらって事なきを得た。
 普段ほとんど医者に行かず、薬も使わないので、たまに使うとよく効く。
 
 まあ、振り返ってみると「ダウンするには今日しかない」というタイミングだったことが、なんとも私らしい。
 前後一日ずれただけでまずかったのだから、自分の身体の「けっこう空気を読む」体質に感謝し、せいぜいいたわらなければならない。
 色々シフトが変わり、ストレスや疲労の溜まりやすい年度初めは、生真面目で完全主義な人間ほど、意識的に「のらくら」過ごすことが肝要だ。


 花粉症はびっくりするほど軽く済んでいる。
 例年3月末〜4月上旬と言えば「地獄」と言っても過言ではなく、VCの大量摂取が欠かせなかったのだが、今年は軽めの症状が出ているものの、対処が必要なレベルではない。
 私史上最悪だった昨年より飛散量自体が少ないということもあるだろうけれども、私の花粉症歴二十年ほどの間にこれほど軽く済んでいるのは初めてだ。
 この程度で済むなら、「ついに花粉症克服!」と言っても差し支えないだろう。

 考えられるのは、この一年弱続けている、ゆるめの糖質制限が効いているのではないかということだ。
 体重の方は減量開始から約9キロ減。
 目標は一年で10キロ減らし、二十代前半の体重に戻すこと。
 後一カ月で1キロなので、なんとかクリアーできそうだが、さすがに中々減らなくなってきた(笑)
 何かを我慢するタイプのダイエットではなく、食習慣自体を変えてしまう手法なので、のんびり構えていればあと3〜4キロほど落ちて体重が定着するのではないかと思う。
 そうなるとほぼ高校生の頃の体重になる。

 まあ、ともかくあと1キロ。
 あとはのんびりこのままの食習慣で。
posted by 九郎 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする

2014年04月02日

言うてるそばから……

 またやってもた!

 今度は腰痛である。
 3月末日に何年ぶりかのそれはそれは酷い腹痛があった。
 ほとんど行かない医者に久々に顔を出してなんとか事なきを得たのだが、明けて昨日の4月1日。
 朝の仕度をしていてくしゃみをしたとき、腰に違和感。
 もう瞬間的にわかった。
「ああ、やってもたなあ……」
 ごくごく軽めのぎっくり腰である。
 幸い本当に軽く済んで、日常の立ち居振る舞いに支障はない。
 寝転んだり座った姿勢から立ち上がる時に少々痛んだり、階段の上り下りが多少しんどくなる程度。
 これならばまず問題無し。

 ただ、軽めの腰痛はなまじ動けるばかりに「休まない、休めない」ので、だらだら長引くことがある。
 意識的に休めるときに休むことを心がけなければならない。
 腰痛の対処にも色々説がある。
 温めるとか冷やすとか、動かさないとか軽い運動をするとか、人によって勧める対処法は様々で、下手すると正反対である。
 私の場合は、圧倒的に「温め、動かさない」派だ。
 なるべく動かさず、動く場合も負担をかけない。
 外出する時には登山杖を持ち歩く。
 熱めの風呂に入る。
 貼るカイロで温める。
 ちゃんとケアした方が、結果的には早く快癒する。

 今回の腰痛の原因を分析しておこう。
 後付けになるが、同じ失敗をしないように。
 直接的には「朝くしゃみをした」ことがきっかけの腰痛だが、それは結果としてそうなっただけで、様々な遠因があってのことだ。
 単なるくしゃみは避けようがない。

 前日の腹痛の時に何度も嘔吐したことで、腰や背中に無理な力がかかっていたことが、まず一番大きな原因だろう。
 あと、就寝時の掛け布団がちょっと薄かったかもしれない。
 気温変化が激しい時期は、意識的に厚めの掛け布団にしないと、朝方に腰が冷えやすい。
 この一年でかなり減量したので体脂肪が減り、気温変化に敏感になっていることも忘れないようにしなければならない。

 年度初めで慌ただしいが、強い意志を持ってのらくら休むのだ!
posted by 九郎 at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする

2014年04月03日

腰痛には登山杖

 腰痛が出たときには杖がほしくなる。
 出先で椅子から立つときや、階段の登り降りの時に良い。
 痛みがさほどでもないときでも、持ち歩いて使っていると腰の負担が減るので治りが早い。
 登山用の杖が一本あると、コンパクトなので便利だ。


●カメラ撮影に一脚にもなるトレッキングステッキ

 私が登山杖を購入する場合、手持ちのテンチョとの併用が前提になるので、まずは120p程度まで伸びてくれるI型であることが必須条件になる。
 元々私の場合は、遍路で金剛杖を一本使うスタイルで慣れているのだが、最近の流行りは短めのT型二本を両手に持つ登山スタイルのようだ。
 だから120cm以上に伸びるI型は売れ筋から少々はずれており、ショップでもamazonでも選択肢はあまり多くない。
 安価なものを試しに一本購入し、けっこう快適に使っていたのだが、結局紛失してしまった。
 2代目をどうするか考えながらamazonを物色していて見つけたのが、上掲の商品。
 一番の特色は、カメラに装着して一脚としても使用することができること。
 荷物の軽量化が必要な登山時や、狭い場所でカメラを軽く固定する時などに便利だ。
 一応T型なのだが、120cm近くまで伸びてくれて、I型っぽく使うこともできる。
 これも安価だったので、試しに購入してみた。
 何度か使ってみたところ、まあ作りは値段なりだ。
 意外と軽量コンパクトなのはよいのだが、長くした時に多少のぐらつきがあり、付属のコンパスはまったく役に立たない。
 それでも杖と一脚としてはそこそこ使用に耐えるレベルなので、「銭失い」というほどではない。
 
 今回の腰痛でもそれなりに活躍してくれた。
posted by 九郎 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする

2014年04月30日

減量、ひとまず目標達成!

 昨年のGWから開始していた減量。
 そもそもの動機は腰痛対策だったのだが、年齢的なこともあり、なんらかの不具合が出る前に体重を落とせるものなら落としておこうという狙いもあった。
 あれから一年。
 一応の目標にしていた「一年間で-10キロ」を、このたび達成することができた。
 これで二十代前半の体重まで戻ったことになる。
 けっこう達成感はあるのだが、数字上のことよりも、この一年で「食」に対する意識が大きく変わったことの方が、収穫として大きかった気がする。
 これまで食べ物の嗜好というものは、個人の人格に匹敵するほど変えがたいものだと思い込んでいたのだが、実はさほどでもなく、段階を踏んでいくことでわりと容易に調整できるものであることが実感できた。
 私は子供の頃から「ご飯好き」で、カロリーや脂質は控えめだが炭水化物は少々多目の食生活を続けてきた。
 常識的にはあまり肥満するような食の好みではなく、実際ドカッと一気に太った経験は無かったのだが、一年1キロに満たない微増傾向が長く続いた結果、それなりに体重が増えてしまっていた。
 そんな私が減量する場合、食事で減らせる部分はご飯だけだったので、少しずつ減らしてみることから始めてみたことが、はじめの第一歩だった。
 たったそれだけのことだったが、一ヶ月に1キロ程度は簡単に減っていくことがわかり、気が楽になった。
 減量開始から数ヵ月ほど経ち、体重の減り具合がやや停滞しつつあったとき、「糖質制限」という考え方があることを知った。
 調べてみると自分がやっているのは「緩めの糖質制限」に相当するとわかり、我流ではない具体的な方法論を知ることで、減量のペースは持ち直した。
 具体的には、主食である炭水化物を1/3から1/2カットするというもの。
 このところ評判になり、関連書籍がベストセラーになったことで、賛否のあるダイエット法だが、批判があるのは「糖質0にして急激に体重を減らす」という極端な場合についてであり、摂りすぎている主食(炭水化物、糖質)をある程度削減することまで否定する論者は、さすがにいない。
 そもそも糖質0の「スーパー糖質制限」は糖尿病治療のためのものなので、必要もないのにそこまでやらなくてもよい。
 ダイエット目的なら緩めのもので十分効果はある。
 このダイエット法の優れている点は、カロリーや脂質制限ではないので、主食以外のおかずは、わりあい自由に食べられるところだ。
 メニュー制限ではないので、家族のある人もみんなと同じものを食べながら実行しやすい。
 ただ、少々注意が必要なのは、芋類や根菜、酒やビールも糖質に含まれることだ。
 私の場合、飲むときは糖質が含まれない蒸留酒(もともと泡盛好きなので問題なし)や糖質オフビールで、おでんや肉じゃが、カレーを食べるときはご飯抜きにしていた。
 日常生活の中のちょっとした工夫で炭水化物の削減は可能だ。
 ハンバーガーショップに行くなら、セットメニューでポテトフライを避け、サラダかナゲットにし、ドリンクは無糖のものを選ぶことでかなり糖質を減らせる。
 付き合いで飲み食いする場合でも、居酒屋なら無理なく炭水化物を避けることは可能だし、ラーメンや寿司、イタリアンなどで炭水化物が避けがたい場合は、その前後の食事で調整すれば良い。
 慣れるとまったく「我慢」することなく、減量は進む。
 一度慣れてしまえば炭水化物をたらふく摂取したときの「心地よい酩酊感」の呪縛から解放され、それが習慣化していたときの熾烈な空腹感と満腹感の繰り返しから脱出することができる。
 日常の空腹感と満腹感は、もっと穏やかなものに質的に変化し、間食やおやつの必要がなくなり、適度な食事量がわかってくる。
 私の生来のご飯好きは今でも変わっていないが、毎食かきこまなくてもよくなり、おにぎりや丼もの、お茶漬けやおじや、チャーハンなどを、嗜好品としてたまに楽しむ程度で満足できるようになった。
 よく「糖質制限はおかずの量が増えるので金がかかる」と言われるが、実践してみた感じではトータルで食費が顕著に増加するということはなかった。
 開始から一年経った現時点で「頑張って減量している」という意識はなく、炭水化物を削減したものの食べ方は完全に定着した感がある。
 今後も同じような食事を普通に続けていくことになるだろうから、ゆっくりペースで最終的にはあと3キロ前後減り、高校生の頃の体重になった時点で止まるのではないかと思う。

 さらに、糖質制限の思わぬ副産物として、花粉症の大幅な改善があった。
 私は例年3月からGWにかけて、酷い花粉症に悩まされてきたのだが、今年はびっくりするほど症状が軽くすみ、対処が必要になることはついに一度もなかった。
 これはもう、二十年来の花粉症をついに克服したといって良いレベルだ。

 体質は人それぞれなので一概には言えないが、私に関して言えば、糖質制限は減量と花粉症対策に目覚ましい効果があったと結論付けて良いだろう。

【関連記事】
身体と「体重」で対話する
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「日本人本来の食」という神話
posted by 九郎 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする

2014年05月31日

これからも長い道連れ

 一週間と少し前の週末、やってしまった。
 例の胃腸炎だ。
 それも、過去最大級の重症。
 一晩たっぷり苦しみ、近所の病院が開くと同時に駆け込んで応急処置をしてもらった後も、丸三日間ダウンした。
 固形物が喉を通るには更に二日を要し、今はようやく復調しつつある。

 症状自体はもう自分でよく分かっており、近所のお医者さんも「ああ、あれか」という感じで迅速に対応してくれたのだが、ちょっと気になることもある。
 前回からの間隔が約二ヶ月と短いことと、仕事中に発症してしまったことだ。
 これまでの経験で言えば、同様の症状が出るのは1〜2年に一度の頻度で、それも仕事が一段落して気が緩んだ時期を狙いすますように発症していたのだが……
 タイミング的には、特設ブログで連載していた作品に関する作業を終えた直後である。
 しかし私も一応オトナであるので、そーゆー「不採算部門」が原因で体調を崩したとあっては情けないし、恥ずかしく、認めたくない(苦笑)
 この4月からかなり仕事のシフトが変わり、心身ともに疲れがたまっていた所に、最後の一押しとして特設ブログの件があったと解釈したいところだ。

 仕事中のダウンとはいえ、最後の一時間だったことと、ちょうど週末と重なったこと、たまたまその後も他の人と交代可能な組み合わせだったことなどから、仕事上の影響は最小限に抑えられた。
 このあたり、私の体の持つぎりぎりの「意地」がうかがえるが、まあ何にしても今回はダメだった。
 反省しなければならない。

 記憶する限りでは、この胃腸炎とは中二の頃からの付き合いである。
 放課後、居残り学習をさせられている最中に激しい腹痛でダウン。
 完全に盲腸だと思われて病院に搬送されたが、胃腸炎だとわかってそのまま一泊入院したのが、なれ初め立ったと思う。
 あれからもう、数えきれないくらい同様の腹痛を起こしてきた。
 若い頃は医者にも行かずにやり過ごしてきたが、ここ数年は体力的にきつくなったので無理せず医者にかかる。

 今回は発症のタイミングが、ちょうど医者の閉まる時間帯だったので、翌朝までたっぷり苦しむことになった。
 耐えきれなくなって夜間診療所にも駆け込んでみたが、出してもらった経口薬が全く効かず。
 そもそも何か飲んでもすぐ吐いてしまうので、点滴で入れないと無理ではないかと思うと診療所の先生にもお伝えしたのだが聞き入れてもらえず。
 経口薬だけ出されて、「大丈夫大丈夫」とそのまま帰されてしまった。
 これまでの経験から、まったく大丈夫ではないのがわかりきっていたので、少からず絶望的な気分になる。
 這うように帰宅後、わずかな望みをかけて薬を飲むが、やはり効かず。
 結果的にはなんの症状改善もないままに十数時間苦しんだことが、重症化を招いてしまった。
 まあ、夜間診療所にも色々事情はあるとは思う。
 しかし、こちらも昨日今日の胃腸炎患者ではないのだが。。。

 極力避ける努力はするけれども、私はこれからも何度となくこの「長い道連れ」と付き合っていくことになるのだろう。
 もしかしたら、年取って死ぬときには、この胃腸炎あたりが死因になったりするかもしれない(笑)
 
 腹痛さん、腹痛さん。
 縁を切ろうとは望まない。
 一生付き合う覚悟はあるから、今後は一つ、お手柔らかに。
posted by 九郎 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体との対話 | 更新情報をチェックする