2006年08月25日
夏休みの終わり
今週末にかけて、各地の盆踊りも終幕に向かう所が多いだろう。
田んぼの刈り入れ・秋祭の季節まで、夜店の風景ともしばしのお別れだ。
これまでにも何度か書いたが、最近の夜店は住人主催が多くなってきている。先日あった私の住む地区の盆踊りでは、住人のお店と「本職」のお店が半々ぐらいになっていた。
私は「本職」ファンなので、なるべくそちらに立ち寄りたいのだが、住人主催店の「少量で低価格」というのも、中々いいと見直した。やっぱり夜店に繰り出したからには色々賞味したいから。
せいぜい百円、二百円の住人主催店の食べ物をつまみながら、「本職」のタコ焼き(三百円)も一舟頼んだのだが、これが大当たり! 焼き具合が絶妙で、外はパリッと焼き上げられているが中身はトロトロ!
このあたりはさすが「本職」、素人では中々真似の出来ない技術だ。
夏休みもそろそろ終り。
8月はバタバタしていたので、このブログも夏休み状態だったが、9月から本格復帰。
新カテゴリも準備中です!
2006年10月06日
お月様のおしっこ
今年の旧暦8月15日は、本日10月6日。満月が10月7日だから、「中秋の名月」の見ごろは10月6日〜8日あたりになりそうだ。
その間、晴れた夜があればいいが、台風の影響もあって先行き不透明。
雨模様の今夜、子供の頃のお月見のことを、ふと思い出した。
私の生まれた地域の月見団子は、小ぶりの俵型団子の外側に漉し餡を巻いたスタイルが多かった。
ある年、縁側で月を眺めながら月見団子をいくつかいただき、残りはその場にお供えしたまま眠ったことがあった。
翌朝目を覚ましてみると、団子をのせたお盆に少し水がたまっていた。
子供の私が不思議そうにしていると、母が
「お月様がおしっこしたんやで」
と言った。
私はますます不思議な思いがした。
2006年10月13日
つ、つ、つきよだ
あれは何年前のことだっただろうか?
季節は秋、月夜のことだった。
帰り道に川沿いの公園を通りかかった時のこと、前方にトコトコ動く影が見えた。犬よりは丸く、猫よりはかたい。
タヌキだ。
当時住んでいたのは山の麓にある都市部で、住宅地でもたまにこうした野生動物を見かけたものだ。
私がかまわず前進すると、その分タヌキはトコトコと遠ざかり、こちらを振り向く。また前進すると、またトコトコ遠ざかってから振り向く。
はじめはそのタヌキをどうこうするつもりはなかったが、そういう態度をとられると、ついついかまいたくなってきてしまう。
足を速めてタヌキに迫ってみた。
タヌキはキョロキョロしながら、公園の歩道から外れて緑の中に入り、また振り返る。
私はすっかり意地悪な気分になって、さらに追い込みをかけた。
タヌキは慌てて植え込みの中に消えていった。
軽い遊びに満足した私がふと足元に気付いてみると、そこには犬の糞がゴロゴロ転がっていた。
もしかして、ばかされた?
2006年11月26日
晩秋の野
9月末から11月末にかけて、身のまわりの風景は刻々と変化していく。お彼岸の頃にはまだ夏の空気が残っていたが、今はもう冬の気配が濃い。
この時期は山野に様々な色彩がある。まだ気温はそれほど低くないので、少しばかり遠出の散歩が楽しめる。
ススキやモミジなど、定番の秋の風景は、実際に出かけて眺めるとやっぱり美しい。
名前も知らない木の実に、意外に鮮やかな色彩。
みっしりと鈴なりの柿。
今回散歩に出かけた里には、柿の木があちこちにあった。
とくに、お墓のかたわらにはよく植えてあった。
田園の中のお墓に、鮮やかなオレンジの映える柿の木。
毎日お墓に遊びに行きたくなるような、
その風景は、とてもいいものだった。
この時期は山野に様々な色彩がある。まだ気温はそれほど低くないので、少しばかり遠出の散歩が楽しめる。
ススキやモミジなど、定番の秋の風景は、実際に出かけて眺めるとやっぱり美しい。
名前も知らない木の実に、意外に鮮やかな色彩。
みっしりと鈴なりの柿。
今回散歩に出かけた里には、柿の木があちこちにあった。
とくに、お墓のかたわらにはよく植えてあった。
田園の中のお墓に、鮮やかなオレンジの映える柿の木。
毎日お墓に遊びに行きたくなるような、
その風景は、とてもいいものだった。
2006年12月08日
成道会
本日、12月8日は釈尊成道会(しゃくそんじょうどうえ)。
約二千五百年前、お釈迦様がインドのブッダガヤーの菩提樹の下で、悟りを開いたと伝えられる日。
お釈迦様にまつわる様々な物語の原点。