七夕ではあるが、星を眺める雰囲気ではない。
もっとも、私の住む都市部の夜空は、天の川を眺めるには明るすぎるのだが。
ふと思い立って、子供の頃に七夕飾りで作った「天の川」をもう一度やってみたくなった。

【作り方】
@折紙(薄い紙なら何でも良い。コピー用紙は厚い)を用意する。
Aいわゆる「屏風折り」にする。
B鋏で左右から互い違いに切り込みを入れる。
切り込みは深いほど良く、間隔は狭いほど良い。
C丁寧に広げ、縦に伸ばして完成。
伸ばす時の気持ち良さ、網目模様のリズム感が、子供の頃はじめて作った時の感激をよみがえらせてくれる。
作ってみると「これ、同じ仕組みで色々出来んかな?」と思いついた。

【作り方】
@折紙を四分の一の四角、さらにその半分の三角形に折る。
A左右から互い違いに切り込みを入れる。
B〜C丁寧に広げてみる。
作る前にはどんな形になるのか見当もつかなかったが、完成してみると、クラゲのような、御幣のような、不思議な立体が出来上がった。
紙を折る
紙を切る
紙を組む
日本には紙を使った造形がたくさん伝えられている。
どれも基本原理は簡単で、技術的には誰にでも習得できるものだ。
紙の造形は本当に面白く、私も色々ハマって楽しんできた。
カテゴリ「紙(カミ)」では、そういうアレコレや参考図書を紹介して行きたい。
七夕の夜に、思いつきで新カテゴリを。