今回から数回にわたって「友ヶ島見聞録」をお送りします。
「友ヶ島絵図」を参照しながらお楽しみください。

友ヶ島には何度か行った。
公共交通ルートとしては、南海電車で大阪なんば〜和歌山市、和歌山市で加太線に乗り換えて終着加太駅までが便利だ。なんばから加太まで約一時間半。駅から加太港まで徒歩約30分だから、全体ではざっと二時間。
駅から港までの間にスーパーがあるので、必要なものは買える。港の船着場にも簡単な売店はある。友ヶ島に一応水場はあるが、飲料水ではないので水は欠かせない。島にも宿泊施設と売店・食堂はあり、冷えたビールやお茶・ジュースは飲める。(当然「島値段」である)
港までの道沿いに、海産物や名物「よもぎ餅」のお店があるので買っておくのもお勧め。
港のすぐ近くに「人形供養」で有名な淡嶋神社があるので、時間があれば足を運んでみよう。友ヶ島神話関連の神社だ。供養のために全国津々浦々から集まってきたおびただしい数の人形の姿は圧巻。神社周辺には宿泊施設や温泉、食堂もある。
加太港では友ヶ島の観光パンフレットをゲットしておこう。わかりやすい地図が載っていて便利だ。「フレンドリーアイランド友ヶ島」などと、頭のくらくらするようなコピーがついているが、見なかったことにしておこう。
小型の汽船に乗っていざ友ヶ島へ。
友ヶ島汽船は近年、便数が減り、値上げ傾向。私が行ったときには往復二千円だった。GWや夏季には便数が増えるが、事前に確かめておいた方がよい。
約二十分の船旅は、かなり爽快だ。
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