2016年01月12日

玄関で

 夢を見た。

 広い和風玄関。
 靴脱場には灰色の玉石が敷き詰められ、左手に大きな靴箱、右手に箱庭。
 僕は敷物の上に立ち、チャックを開けておしっこを始める。
 一旦出始めるとなかなか止まらない。
 ジョロジョロといくらでも出る。
 いつ玄関の戸が開くかと思うと気が気ではなく、さっさと切り上げたいのだが、尿意はいつまでたっても収まらない。
 しまいには敷き詰められた玉石が水没し始めるが、それでも止まらない。
 さすがにマズいと思い、無理して尿を止めてしまう。
 靴箱の上に置物がある。
 こいつかと思って手をかけると、がくんと動く。
 ズゴゴゴゴゴゴゴと溜まった尿が流れていく。
 玄関は元通りになり、一安心する。

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2016年01月13日

郵便受け

 夢を見た。

 そういえば最近、郵便物が来ない。
 郵便受けを覗いてもいつも空で、もうずっと長くそんな日が続いている気がする。
 と、思っていたら。
 よく見ると、郵便受けの内側面に、ぴったりくっつくように立っている封筒を見つけた。
 無意識に底面に重なる郵便物を前提にしていたので、長らく気付かず放置していたらしい。
 なんだ来ていたのかとその封筒を取り出すと、それでタガが外れたのか、バタバタバタとたくさんの封筒やハガキが倒れてきた。
 驚いて取り出すのだが、いくらでも倒れてきてキリがない。

 いつからだ?

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2016年01月14日

タコ焼き失敗

 夢を見た。

 タコ焼きを焼こう。
 久しぶりなので上手くできるかどうか心配だ。
 つんつんと突つきながら、くるくる回転させる。
 途中まではうまくいく。
 腕は鈍っていなかった、これなら大丈夫と、さらに突つきまわして薄く焦げ目をつけ、仕上げにかかる。
 予想外にうまく行った。
 ところが舟にのせようと最後に一突きすると、ぷしゅ〜と空気が抜けて縮み、ゴミみたいに小さくなってしまう。
 何度やっても最後の一突きで失敗。
 こんなことでは商売にならず、途方に暮れる。

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2016年01月15日

学級会

 夢を見た。

 山奥の古い木造校舎。
 廃校になってしまったのか、誰もいない。
 ひどく古くてあちこち傷んでいるのだが、木造校舎は窓から日が差し込むと、何とも言えず明るく暖かい。
 鉄筋コンクリートだとこうはいかない。
 きしむ廊下を抜けて教室に入る。
 壁には○や△や□や☆など、様々な図形が描かれている。
 全体で何かの絵図になっているらしいが、判然としない。
 しばらく眺めていると、図形の中の一つがむくむくと動きだした。
 壁からスポッと抜け出して、その図形の特徴をもった小さな人間になった。
 壁からは次々と図形が抜け出し、それぞれが身長数十センチの人間になる。
 わらわら湧いてきた図形の小人たちは、みんな教室の席に着いた。
「これから学級会を始めます」
 教壇に立った先生的な図形が言う。
「何か意見のある人」
 しばらくの沈黙の後、「はーい」と図形の生徒の一人が挙手する。
「もう少し休んでいたいです」
 他の図形生徒たちはその意見に、やんややんやと賛意を表す。
 これでまた、何年か壁の中で休眠することが決まったらしい。
 どうやら数年に一度、このような学級会を開いては、壁の中で休眠する決定だけを決めて、休み続けているらしいのだ。
 学級会をさっさと終わらせると、図形たちはまたわらわらと壁の中に戻っていった。
 これでは廃校にもなるな、と思った。

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2016年01月16日

津波の動物

 夢を見た。

 もうすぐ津波が来る。
 こうしてはおれない。
 自室を後に、山手へと急ぐ。
 逃げている間にも、じわじわ水位は上がってくる。
 水にはどんな黴菌が混入しているか分からないので、少し触れただけでも危険なのだ。
 息を切らせながら坂道をのぼる。
 水はすぐ背後からじわじわ迫ってくる。
 山の中腹辺りに、古代遺跡のような石組の巨大建築物がある。
 山の斜面に沿って石室が連続し、電柱のような石塔がニョキニョキと林立している。
 塔の上なら毒水に濡れる心配はないだろうと、ともかく急いでよじ登る。
 辺りには同じように塔によじ登って緊急避難している人がたくさんいる。
 塔は石積みなのでややぐらつき、安定感に欠ける。
 息を詰めてバランスをとる。

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 ひたひたと水は押し寄せてくる。
 よじ登ったすぐ足元まで水位は上がったが、そこから突然反転して一気に引いていく。
 やれやれ、あぶなかった。
 これで一安心だ。
 山から海への傾斜のため、道路という道路は流れの急な川となり、ミルクティー色の泥水がざあと流れていく。
 完全に水が引き、乾燥するのを待って塔から下りる。
 湿っている所はまだ黴菌がいるので危険だ。
 注意深く乾いている道だけを選んで自室へと戻る。
 緊急避難から戻ってきた人々が、しきりに噂話をしている。
 なんでも、隣の地区にある動物園の動物たちが津波の水にさらわれて逃げ出したらしい。
 こちらの地区の海岸からも続々と猛獣たちが上陸してきているということだ。
 厄介なことになった。
 不安を感じながら坂道を下りる。
 曲がり角がある。
 こんな所でトラに出くわしたらたまらんなと思う。
 案の定、出くわす。
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