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2014年04月29日

Kindle一ヶ月半

 XPサポート終了対応でネット接続用にkindleを購入して一ヶ月半が経った。


●Kindle Fire HD 7タブレット 8GB


●Amazon kindleFireHD7 ワイヤレスキーボード付きスタンド/手帳型ケース(minisuit)

 メールやブログ、ネット接続、文書作成、ファイルの持ち歩き、読書などの機能を一通りこなせるようになり、
100均で購入したタッチペンを使って、ようやくコピペもマスターした。
 日常生活での依存度が高まりきった先日、ちょっとヒヤリとさせられる事態があった。
 出先でいきなり、kindleが無反応になったのだ。
 ついさっきまで使用していたのに、ちょっと用足しのため机上に置いて数分後、メインスイッチを押してもスタートしなくなった。
 充電しても事態は変わらず。
 そのまま丸二日、なんの反応もなし。
 先に待ち受けるamazonとの面倒な修理交換交渉にうんざりしながら、最後にもう一度だけとメインスイッチを押すと、普通に復活。




 意味がわからない。




 今に至るも原因不明。
 不気味である。
 それ以外の機能については、十分満足しているのだけれど……
posted by 九郎 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 電脳覚書 | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

ストレスの軽減

 kindleがまた一時、無反応になった。
 ちょっとスイッチを切ってもう一度点けようとすると反応がない。
 そのままうんともすんとも言わない状態が丸一日ほど続き、その後また正常に戻った。
 前にも一度、まったく同じ症状があったので、今回はやや余裕をもって回復を待つことができたが、余計なストレスであることには違いない。
 現状、私のPC環境は、オフラインで使用を続けているXPデスクトップと、ネット接続用のkindleだけ。
 kindleがイカれるとメールチェックすらままならなくなる。

 さっさとデスクトップを買い換えてネットもできるようにすれば問題は解決なのだが、なかなか踏み切れない。
 私の用途であれば5万円程度のデスクトップで十分間に合うし、いくら貧しいとはいえそのくらいの出費は大丈夫なのだが、PCの買い換えというものは金の問題だけではない。
 データの移行や、各種設定、ソフトのセッティングなど、新規購入後に待ち受ける膨大な作業量が、無精者の意欲を限りなく減退させる。
 加えて、私は絵描きなので、現状で慣れ親しんだペイントソフトや各種ツールが、新しいPCで果たして問題なく使えるのかどうかということも、非常に問題である。
 結果として「壊れないうちは現状のまま」という消極的な選択になってしまう。

 PCメーカーは、本当に買い換えて欲しいなら、このあたりのストレスの軽減をもっと本気で考えるべきだ。
 
 しかしまあ、秋口の試験が一段落したら、さすがに買い換え時か。。。
 
posted by 九郎 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 電脳覚書 | 更新情報をチェックする

2015年05月23日

せっかくのアナログ

 なんだかんだでCGをはじめてから10年以上になった。
 立ち上がりは遅いが一旦はじめるとのめり込む性分である。
 半端なことは気にくわないので、絵を描くのにPCを導入してからは、下描きから着色仕上げまで全てPC上でやる手法をメインにしてきた。
 デジタルで絵を描くことのメリットは数多い。
 思い付くままに挙げてみると以下のようになる。

・アナログ画材と比べ、相対的にはコストが安い。
・画材の準備と片付けの手間がないので、作業の中断、再開が容易。
・修正、編集が容易。
・複製(ネットへのアップ、印刷向けの画質調整)が容易。
・作品はデータなので保管にスペースをとらない。

 ただ、メリットはそのままデメリットにも裏返りやすい。

・コストがかからず、作業の中断、再開、修正が容易なので、製作に緊張感が薄れやすい。
・PC向けの手法を採ると、誰でも似たような作風になりやすい。
・実体としての作品が残らず、データが飛ぶリスクは大きい。

 個人的には、デジタルは「編集」に向いていると思う。
 面として色を塗るのには向いているが、描線の精度はまだまだ低い。
 漫画家やイラストレーターでも、線画まではアナログでやる人は数多い。
 私も線画については、やはりアナログに回帰しつつある。


 今でもアナログで最後まで仕上げる絵も描くが、「せっかくアナログで描くなら」と思うことがいくつかある。

【せっかくアナログで描くなら】
・それなりに大きなサイズで描きたい。
・絵の具を塗り重ねた厚みのある表現がしたい。
・デジタルで描いた多くの作品の中から、「これはぜひアナログで追求したい」と立ち上がってきたテーマについて、手掛けたい。

 これはいずれ描きたいと願っている、大きなサイズのマンダラについても、もちろん適用されるのである。
posted by 九郎 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 電脳覚書 | 更新情報をチェックする

2015年05月24日

せっかくのペンタブ

 絵描きのハシクレで、写実デッサンがそこそこできて、CGにも手を出しているので、たまに中高生から相談を受ける。
 ま、近所の便利屋ですわ(笑)

 写実デッサンについては、以前まとめて記事にした。

 デッサンと見取り稽古
 デッサンと見取り稽古2
 デッサンと見取り稽古3
 デッサンと見取り稽古4
 デッサンと見取り稽古5
 鉛筆をけずろう

 中高生から美術系受験ではなく、漫画やイラストの技術的な相談を受けた場合、まずこう答える。

「鉛筆画とペン画は全く違うから、モノクロのペン画が上達したければ、下描き無しでペンで直接ラクガキする習慣をつけましょう」

 それができていれば次にこう答える。
 
「好きで得意なキャラはいくらでも描けるだろうから、それを出発点にして、全年齢・性別の人物、小道具、背景など、自分の絵柄で描ける範囲をじわじわ広げていきましょう」

 絵が一通り描けるなら、さらにこう答える。

「漫画だけ読んで目新しいストーリーが作れるのは天才だけだから、漫画以外の文学、美術、音楽など、貪欲に吸収しましょう」


 加えて最近は、自分のPCを持っている中高生も多いので、CGについての相談を受けることもある。
 本音をぶっちゃけると、

「中高生風情がCGなど十年早いわ!! まず手描きを極めろ!!!」

 と一喝したくなるのだが、そこは時代の流れに迎合し、ひきつった微笑みを浮かべつつ、

「う〜ん、CGと言っても、基本的にアナログ画材がPCに置き換わるだけだから、ある程度手描きができてからでないと、楽しくなくて続かないよ」

 などと、かなりマイルドな言葉に変換してしゃべる。
 手描き修行を疎かにしてCGを始めてしまうと、大したことのない元絵でもそれなりに雰囲気のある仕上がりに「編集」できてしまうので、それで絵が上手くなったと錯覚してしまうこともあるのだ。
 ただ、前回記事で述べたように、CGの設備投資は、アナログ画材に比べると結果的に安上がりにできるので、彩色をデジタルで行うのはアリだろう。
 また、若いうちからネットに作品をアップし、(叩かれることも含めて)刺激を受けるのは悪いことではない。

 漫画イラストで、線画がある程度描けて、編集や彩色をPCでやりたいという場合は、次のように勧める。

「ペンタブレットを買うなら、面積は狭くていいから、筆圧感知のしっかりしたものにした方がいい」

 具体的な銘柄まで書くと、まあワコムのIntuosシリーズの中から、予算と好みに応じて選ぶことになると思う。



 ペンタブレット(略してペンタブ)は、簡単に言えばペン型のマウスで、筆圧まで関知できるタブレット上にペン型で描画することによって、PCモニターの中で直接絵が描けるようにするためのツールだ。
 当然、タブレットの面積が広いほど価格が高くなるが、広くて高価だからと言って一概に「描きやすい」とは限らないところが要注意である。
 私の用途、好みで言えば、Sサイズでも十分、Mサイズより大きくなると、むしろ使いづらいと感じる。
 中高生ならまずはSサイズで良いと思う。

 小遣いをはたいて買ったら、後は使い倒して慣れることだ。
 お勧めなのは、日常のPC操作の全てを、マウスの代わりにペンタブでやってしまうこと。
 モニター上のカーソルと、タブレット上のペンの動きが噛み合って、自然に操作できるようになれば、絵を描くのにも不自由はなくなる。
 若い者なら一週間ほど特訓すれば、すぐ慣れるだろう。


 まあ、いくら操作に慣れても、手描き以上の実力にはならんのですけどね。。。
 健闘を祈る!!!!
posted by 九郎 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 電脳覚書 | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

転びました

 しばらく前になりますが、ワタクシ転びました。
 転んだと言っても転倒事故ではなく、ものすごく遅ればせながら、諸事情からガラケーをスマホに乗り換えたのです。
 どうでもいいことですけど(笑)

 そもそもガラケーを持ち始めたの自体が、すでに遅すぎの2007年から。
 ガラケーは死なずなどという頑固親父みたいな記事を書いたのが2013年。
 それから四年以上経って、ようやくの乗り換えです。

 使ってみて数か月。
 2日に一回の充電で済む程度の使用頻度なので、いまだ機能の全貌は把握できていませんが、ネットやPC関連の体勢には多少変化がありました。
 まず、コンパクトデジカメと音楽プレーヤー、kindleの使用頻度の低下です。
 これはまあ、仕方がない。
 とくにバッテリーのへたってきたウォークマンは、そろそろ卒業かな……
 スナップ写真の撮りやすさと画質自体はコンパクトデジカメの方がまだ上だと思いますが、私は普段、腰痛対策に手物削減方針をとっています。
 写真撮影目的の外出でない限り、デジカメは持ち歩かなくなりました。
 家電量販店の音楽プレーヤーとコンパクトデジカメの売り場が激減するわけです。

 電子書籍の読書も、スマホにkindleアプリを導入して解決。
 PC向けのpdf書籍はさすがに画面が小さすぎて読めませんが、通常のkindle本なら何の不自由もありません。
 老眼が始まってるのでスマホでマンガもしんどいですね。

 色々使い勝手を試行錯誤中のこの頃です。
posted by 九郎 at 22:48| Comment(0) | 電脳覚書 | 更新情報をチェックする