2019年10月19日

2019 秋のスケッチ その1

 ついこの間まで夏の陽気でしたが、十月も半ばを過ぎ、ようやく秋が来た感じですね。
 9月中からぼちぼち秋のスケッチを開始していたのでご紹介。

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 まずは9月半ば、和歌浦の情景から一枚。
 気温は夏のままでしたが、陽光、海の色、草の色、日陰の涼しさなど、あちこちに「秋」を感じていました。

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 今年はヒガンバナも一週間から十日ほど遅れ、日付上のお彼岸が過ぎてしまってからの盛りでした。

 以上二枚は新しく入手した縦横比が長いスケッチブックを使用。
 風景画むきの、創作意欲をそそられるサイズ設定なので、今後も使っていきます。

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 今年は実家周辺の草刈りをする機会があり、多少涼しくなってきてから時間を見つけてスケッチしてきました。

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 シオンとカマキリ、コスモス。
 描くものをしぼり、なるべく手数もしぼって水墨画のような感覚で。
 こういうの昔から苦手なんですが、ぼちぼち練習していきます。

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 ザクロとネコジャラシ。

 
 秋はまだまだこれから。
 こんな感じでスケッチは続けていきます。
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2019年10月08日

2018十津川、山村スケッチ その3

 木立を抜けて山村へ。
 開けた斜面地に田畑や庭、家屋が、絵本の世界のように並ぶ情景。
 ごちゃごちゃ描き込んでいるが、省略するにはスケッチで一旦描き込んでから次のステップで。
 上手い人は最初から省略できるのだが、私は昔から苦手(苦笑)

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 山村の中へ。
 写真と地図と記憶をつきあわせながら、情報をダイジェストしてパノラマ画面上で編集。
 モノクロペン画での自然景のボキャブラリーもじわじわ広げる。

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 そして坂道をしばらく登った見晴らしのよい位置に、廃校が見えてくる。

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 学校跡は現在、教育資料館になっており、さほど荒れずに保存されている。
 木造のとても雰囲気のある校舎で、今年行った時には盆踊りに備えてヤグラの骨組みがあった。
 むかし一度だけこの校庭の盆踊りに行き合わせたことがあったことを思い出す。

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 校庭の生け垣を出ると村内一望、美しい棚田の風景が眺められます。

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 そしてラストの一枚は、村の入り口を斜め上から見守るような位置にある神社景。

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 計十二枚描き起こし、この夏の記憶が地勢とともにある程度固定できた!

 できれば次のステップで、むかし中途半端に描いたマンガのリメイクまでもっていきたいのだが、しばらく寝かせてからにします。
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2019年10月07日

2018十津川、山村スケッチ その2

 一枚目は現地で唯一描けた十津川景。
 A4サイズを横長に二つ折りにした半分を使ったパノラマ画面。
 風景は縦描きにしろ横描きにしろ、画面の縦横比が離れていた方が描きやすい場合が多い。
 川面の鮮やかな「水色」が、十津川景のポイント。

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 次にむかし打たれたことのある滝。
 とくに行場というわけではないはずだが、当時は真下に岩があり、立って打たれることができた。
 今回は未確認。

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 十津川沿いから山村へと登る別れ道。
 ちょっと横尾忠則「Y字路」風(笑)
 写真通りではなく、複数の写真を一枚のパノラマ画面に入れるためにかなり編集した「絵図」。
 最終的にはむかし中途半端に描いたマンガのリメイクを目指しているので、絵柄もじわじわマンガ絵に寄せて行く。

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 十津川から山村への登り口。
 見た目はシンプルな一点透視だが、これも4〜5枚の写真の情報を統合した「絵図」。
 一枚ずつの現地写真は撮れる範囲が狭いので、記憶の残るうちにまとめないと無駄になってしまう。
 ごく簡単なスケッチでも描いておけば空間認識が固定され、90〜00年代に撮った写真も資料として活きてくる。

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 山村への登り道をそろそろモノクロで。
 こちらも複数の写真を統合。
 現地で同じようなアングルを「写生」すると、道の手前に木立が重なり、画面上の山道は消えてしまう。
 ところが、目で見て「認識」した風景では、添付の絵図のような、かなり木を間引きした「印象」に。
 川はもう少し入れられたかも。

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 十津川沿いから小一時間登り、いよいよ山村へ。
 木立の向こうが明るく開けて来る。
 例によって複数写真を統合。
 マンガ絵の場合はグレー階調を使わず白黒だけ。
 近景、中景、遠景の三段階を意識し、線の太さ等を使い分けると奥行きが出やすい。

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(続く)
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2019年10月06日

2018十津川、山村スケッチ その1

 今年の夏、奈良県の十津川村でキャンプをしてきた。
 久々のアウトドアを堪能してきたのだが、実はもう一つ目的があって、村内のとある山村である。

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 その気で調べればすぐに名前も出てくるし、過去記事でも触れたことがあるのだが、何せ世帯数の少ない小さな集落。
 村全体が「よそ様の庭先」みたいな静かな雰囲気なので、ここでは地名は書かないことにする。
 現地に辿り着くまでにかなり時間がかかり、何日か泊まり込まないことにはスケッチも難しいので、せめて写真を撮りためておきたかったのだ。

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 はじめてこの山村を通りかかったのは、たしか90年代初頭、十津川沿いのキャンプ地から散歩で軽く登った時のことだった。
 同じ旅程で登った玉置山とともに強く印象に残り、帰ってから当時見た夢とミックスして、一息にマンガを描いた。
 今見るとちょっと水準を満たしていないので、サムネイル程度でご紹介(笑)

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 90年代に訪れた際、民家ののきしたで撮影した風景が何故かずっと記憶に残り、ようやく絵にできたのが昨年。

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 ●F20アクリル「のきした」

 その後も90年代、2000年代に何度か山村に足を運び、今回は十年以上間が空いた。
 少しずつ記憶と違っていたが、依然として「絵本のような」風景。
 今回の山村でも、上で紹介した「のきした」は、ゆかしく整えられていた。
 たぶん二十年前と同じ住人の方のセンスなのだろう。

 そう言えば、ちょうど村の盆踊りにあたったこともあった。
 廃校の校庭がしばし往年の賑やかさを取り戻した、とても楽しく、切ない風景だった。

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 山村のある奈良県南部の十津川村は、日本最大の村。
 その範囲を含む絵図を、むかし描いたことがある。

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 90年代の十津川、玉置山、小辺路、本宮、那智、新宮を、ほろほろと歩き回っていた頃の写真を、簡単な詞書とともにこのカテゴリで紹介してきたこともある。

 へんろみち 90年代熊野


 90年代の十津川、玉置山、熊野の遍路体験を元に、2000年代に入ってからサイズの大きなアクリル画を制作した。
 玉置山の神代杉や那智の瀧をモチーフにしたもの。

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 描いてから既に二十年近く。
 いずれまた、アップデートした表現で大作に取り組んでみたい。



 長い前置きはどのくらいにして、そろそろ本題。
 記憶が完全に消えてしまわないうちに、出来るだけ写真からの簡単なスケッチ起こしをしておこうと、九月中描き続けていた。
 次回記事から紹介していきたい。
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2019年08月24日

夏のスケッチ2019

 もうすぐ夏休み期間も終わろうとしている。
 とっくに大人になっても、8月は感覚的にはやっぱり「夏休み」だ。
 バタバタする合間を縫って、絵描きの本分、写生を続けてきた。

 まずは見事な「緑のカーテン」を一枚。

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 またいつの日か沖縄に行く日を思いながら、もいだゴーヤもおいしく頂いた。
 唐竹割りにした後、綿をスプーンで丁寧にとり、薄くスライスして少し水にさらす。
 水をはったフライパンで緑が鮮やかになるまで似て、ハムなどのタンパク質系を投入、最後に玉子。
 私の好みのチャンプルーは、炒め物というより煮物にちかい感じ。


 そして8月頭、久々に十津川村にキャンプに行った時の一枚。

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 もう一度見ておきたかった山村の風景を、記憶に刻むことが出来た旅だった。
 詳細はまたあらためて。
 スケッチがメインのキャンプも、いずれやってみたい。


 せっかく港町に住んでるし、夏だしと言うことで、船のスケッチにも出かけた。
 描き慣れないので手こずって、おまけに暑すぎて、下描きだけでギブアップ。
 後ほど写真を見ながら着色した一枚。

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 もう少し涼しくなったら、また描きに行きたい。


 それからお盆に実家に帰った時描いたフルーツ盛り。

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 描きたいものはもっとたくさんあったが、手を付けられたのはこれだけ。

 これだけでも、描けて良かった! 
posted by 九郎 at 11:28| Comment(0) | 季節の便り | 更新情報をチェックする